飛行機で海外旅行をする際には必ず利用する空港。チェックイン、出入国審査、搭乗などさまざまな手続きがありますが、かんたんな用語やフレーズを少し知っておけば、英語初心者でも案内をしっかりと理解し、スムーズに切り抜けられるでしょう。

今回は、海外の空港で使える便利で簡単なフレーズをまとめました。海外旅行に出かける前にぜひチェックしておきましょう!

空港で使われる英語は簡単!

空港で使われている英語はさほど難しいものではありません。単語ひとつや2~3語の短いフレーズだけで理解できてしまう簡単なものが多いです。よく使われる必須の英語表現は覚えておくべきですが、数はそこまで多くはなく、英語初心者でもすぐに対応ができます。

また、空港で使用される英語には、日本人がカタカナ英語として日常使いしている単語も数多く存在します。「terminal」「gate」「check in」などは、アルファベットさえ読めれば意味が分かってしまいますね。

では、空港で頻繁に使われる英語表現を紹介していきます。

チェックインのときに使われる英語

空港についたら最初に行う手続きがチェックインです。チェックインカウンターのある出発ロビーに向かう際には「Departure(出発)」という表記に従いましょう。Departureは世界共通の英語表現です。まずはこの単語を探して、たどりながら出発ロビーまで向かいましょう。

チェックインカウンターでは、搭乗券を発行してもらい、荷物を預けます。パスポートとeチケット(予約内容の控え)をスタッフに見せるだけで完結する場合がほとんどですので、難易度は低めです。

チェックインカウンターのスタッフから聞かれる内容には、以下のようなものがあります。これらの単語が聞こえたら、的確に返答をしましょう。

Destination/TransferTransit 目的地/経由地

「Destination」の場合は目的地、「TransferTransit」の場合は経由地、について聞かれています。自分が今から行く場所を答えましょう。東京、ニューヨーク、ロンドンなど複数の国際空港がある都市の場合は、「Tokyo Haneda.」「New York JFK.」「London Heathrow.」といったように空港名まで言うと確実に伝わります。

Baggage 荷物

預け荷物について聞かれます。預ける場合は「This one.(これです)」などとしっかり示し、預けない場合は「No」または「Nothing.」と答えましょう。

Seat 座席

座席はどのあたりがいいか聞かれます。窓側がよければ「Window seat.」、通路側がよければ「Isle seat.」と答えます。「Isle.」や「window.」など、単語1語の回答返答でも伝わるでしょう。ちなみに、「isle」は「アイル」と読みますので発音に注意しましょう。

Prohibited Item 禁止物品

持込が禁止されている物品がないか確認されます。イラスト付きの一覧表を見せてくれますので、この表現は必ずしも覚えておかなくて大丈夫です。所持していなければ「Nothing.」と答えましょう。「Yes.」「No.」での返答だと誤解を生む可能性がありますので必ず「Nothing.」と答えましょう。

搭乗するまでに使われる英語

チェックインが終わったら、保安検査と出国審査を経て搭乗ゲートに向かいます。海外の空港でも搭乗ゲートはカタカナ英語のままの「Gate」と表現されます。「Gates」または先ほどの「Departure」の表記に従って進んでいきましょう。

保安検査にて

保安検査は「Security Check」や「Safety Inspection」などと表記されます。保安検査では金属探知機を通る前に指定の物品を外したり、カバンの中から出したりするように指示されるので、よく言われる物品の単語をあらかじめ覚えておきましょう。

  • belt ベルト
  • cell phone/mobile 携帯電話
  • laptop ノートパソコン
  • wallet 財布
  • charger 充電器
  • battery バッテリー
  • device 機器
  • liquid 液体
  • shoes 靴
  • coat/jacket 上着

出国審査にて

国際線では多くの場合、出国審査があります。ほとんどの場合はパスポートを審査官に渡すのみで完結しますが、質問される場合もあります。聞かれる内容はチェックインでもあったような目的地に関する質問や個人情報に関する内容なので、入国審査よりは圧倒的に少なく簡単です。落ち着いて対応しましょう。

なお、国際線であっても、アメリカ・カナダ・イギリスからの出国時、ヨーロッパのシェンゲン協定加盟国間の移動では出国審査がありません。また、オーストラリアは出国審査が自動化されており審査官との対面式ではなくなっています。

搭乗ゲート付近にて

無事に出国審査をパスしたら、ゲート付近で搭乗開始のアナウンスがあるまで待機することになります。「Gate 1」なら1番ゲート、「Gate 1-10」と書いてあれば、1番ゲートから10番ゲートまでの場所をまとめて示しています。自分のフライトが出発するゲートに向かいましょう。

アナウンスを聞き逃すと大変なことになりますので、以下の基本的な英語表現はしっかりと聞き取れるようにしておきましょう。

  • boarding 搭乗
  • final call 最終搭乗案内
  • on time 定刻
  • new revised time 時刻変更
  • delayed 遅延
  • canceled 欠航
  • new gate/ gate changed 搭乗ゲート変更

案内カウンターでフライト情報を聞きたいときには、

Where is gate Gate 6?
6番ゲートはどこですか?

American Airlines flight 27, on time?
アメリカン航空27便は定刻ですか?

などのシンプルなフレーズで十分伝わります。

到着空港で使われる英語

無事に搭乗し、目的地まで快適なフライトを楽しんだ後は、到着空港でも英語表現をしっかりと理解してスムーズに手続きを済ませましょう。まずは「Arrival(到着)」の動線に従って入国審査へと進みます。航空券はもう使いませんので、パスポートと入国書類だけ、すぐに取り出せるように準備しておきましょう。

入国審査にて

海外の空港で最大の難所と言えるのが、入国審査です。危険人物や不法入国者でないかを判断するため、いろいろと質問されることが多いです。

入国審査においてよく聞かれる内容と答え方は以下のとおりです。フルセンテンスで質問されますが、相手が外国人であることはわかっていますので長文や難しい表現は原則として使われません。

What is your the purpose of your visit?
(入国の目的は何ですか?)

For sightseeing(観光です)
For business(商用です)
For visiting(訪問です)
For transit(乗り継ぎです)

How long will you stay?
滞在期間はどのくらいですか?

For a week.(1週間です)
2 nights.(2泊です)

Where will you stay in?
どこに滞在されますか?

In ○○ hotel.(○○ホテルです)
In my friend’s home.(友達の家です)

荷物の受け取り時にて

入国審査を終えたら、預けた荷物の受け取りです。「Baggage」のサインに従って返却場所へ向かいましょう。荷物のを受け取ると、続いて税関検査があります。「Customs(税関)」のサインを見つけて進みましょう。申告する必要のあるものを所持している場合には「Goods to declare(申告物品)」、所持していない場合は「Nothing to declare(申告物品なし)」 のレーンを通ります。

空港から移動するとき

空港から移動する手段はバス、タクシー、鉄道、レンタカーなどさまざまですが、これらの英語表現は日常的に接しているものばかりですので分かりやすいでしょう。空港からの移動手段を示すときに使われる代表的な英語表現は以下のとおりです。

  • taxi/cab タクシー
  • subway 地下鉄
  • airport express 空港特急
  • car rental レンタカー
  • for city 都市方面

インフォメーションカウンターで聞くときは、「Where is ~?(~はどこですか?)」の表現でOKです。

乗り継ぎをする場合

乗り継ぎをする場合、空港に着いたら「Arrival(到着)」ではなく、乗り継ぎを表す「Transit」または「TransferConnecting Flight」のゲートを目指しましょう。また、乗り継ぎでは必ず保安検査をやり直します。保安検査での英語については先述のとおりですのでご参考にしてください。

空港でトラブルにあったときの英会話

旅にトラブルはつきもの。しっかりと準備をしていても、万が一の事態が起きてしまうこともあるでしょう。空港でトラブルにあったときに対応する方法や簡単な英語表現を解説します。

飛行機が遅延・欠航してしまったら

飛行機の遅延や欠航は、タイムテーブルに「Delayed(遅延)」や「Canceled(欠航)」などの単語でリアルタイムに表記され、アナウンスもされます。

飛行機が遅延した場合には、新しい出発時刻が案内板に表示されます。確認のうえ、余裕をもって再度搭乗ゲートに向かいましょう。欠航した場合には、新しい案内がされるまでは決して搭乗ゲートから離れず、次のアナウンスを待ちましょう。

飛行機に乗り遅れてしまったら

万が一飛行機に乗り遅れてしまったら、スタッフに報告しましょう。

I missed my flight.
フライトに乗り遅れてしまいました。

このように伝えれば、スタッフが対応してくれるはずです。場合によっては航空券の買い直しが必要になることもありますが、まずはスタッフの案内に従いましょう。

入国・出国審査がスムーズにいかなかったら

出入国審査がうまくいかないと、やり取りが長時間に及んだり、別室に誘導されて質問攻めにあったりすることもあります。怖くなってしまうかもしれませんが、焦らずに対応すれば大丈夫です。最も重要なのは、決してウソを言わないこと。事実のみをゆっくり、はっきりと、質問に対して1語でもいいので的確に答えましょう。

日本の空港でも英語は使われる

日本国内の空港であれば、たとえ海外の航空会社を利用する場合でも日本語で対応してもらえます。空港の表記もすべて日本語ですので、迷うことはほとんどないでしょう。

国際線のチケットは英語表記がほとんど

日本の空港では、原則としてすべての手続き・案内が日本語で行われるので心配いりません。しかし、航空券は英語表記のみの場合がありますので、航空券に記載される英語表現は理解できるようにしておきましょう。

  • boarding pass 搭乗券
  • flight number 便名
  • destination 行先
  • gate 搭乗ゲート
  • boarding time 搭乗開始時刻
  • date 搭乗日

まとめ

海外旅行が初めての方や英語初心者の方は、海外の空港での手続きでつまずいたり、トラブルに陥ったりしないかなど心配になってしまうこともあると思います。しかし、空港で使われる英語表記や英会話は非常にシンプルなものがほとんどです。ある程度の準備をしておけば初心者の方でも問題なくスムーズな手続きができるでしょう。

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