「なぜ英語で木曜日はThursdayなの?」と聞かれても、理由を説明できる方は少ないでしょう。実は英語の「曜日」には、ローマや北欧の神話が関係しています。

今回は、由来ひとつとっても非常に興味深い「曜日」について、表記の仕方や簡単な英語表現を解説していきます。

1.曜日の正しい表記は?

英語でメールを打っていて曜日を入れようとしたときに「あれ?大文字だっけ? 小文字にするんだっけ?」と、表記方法に迷った経験のある方は多いのではないでしょうか。まずは、英語における曜日の正しい表記の基本についておさらいしてみましょう。

1-1.なぜ曜日の頭は大文字?

曜日の正式な表記法では、頭を大文字にして記載します。これは、曜日を固有名詞として扱っているためです。
そのため、「sunday」ではなく、「Sunday」が正しい書き方になります。

1-2.英語省略表記の場合

日本語で七曜を「月・火・水…」と略して記載するように、英語でも曜日を省略する書き方があります。その場合は、末尾にピリオドを付けることで省略表記であることを表します。

(例)Sundayの場合 「Sun.」あるいは「Su.」と表記

頭3文字もしくは2文字までで省略しますが、これはどちらの方法でもかまいません。

1-3.曜日と日付の正しい表記方法

年、月、日と合わせて曜日を記載する場合は順番に注意しましょう。日本語では年・月・日・曜日の順が一般的ですが、英語表記は曜日を頭にもってくるのが一般的です。また、米国式と英国式(イギリス式)では表記方法に違いがあります。さらに、曜日の記載がある時は、日付の前に「the」を入れて発音します。例えば、日本では「2019年1月10日木曜日」の場合、

【アメリカ式】Thursday, January 10, 2019
 曜日、月日、年の順で表記。コンマで区切る。
 読みは「Thursday, January the tenth, twenty nineteen」
【イギリス式】Thursday, 10 January 2019
 曜日、日付、月、年の順で表記。曜日の後のみコンマで区切る。
 読みは「Thursday, the tenth of January twenty nineteen」

ちなみに、誕生日が1月10日の場合、英語では「January 10th (読みは January tenth)」となります。生年月日が2019年1月10日の場合は「January 10th, 2019 (読み:January tenth, twenty nineteen)」です。

2.曜日の由来&紛らわしい曜日のスペルの覚え方

読み方と綴りがほとんど直結しないため、曜日のスペルを覚えるのはなかなか難しいものです。覚えたつもりでも、いざ書く時には確認してからという方も少なくないでしょう。しかし、曜日の由来を知って、紛らわしいスペルへの理解が深まれば、覚えやすくなるかもしれません。

2-1.Sunday(日曜日)

日曜日は比較的覚えやすい曜日です。その名のとおり「Sun=太陽(日)」の「day=日」を表しています。

2-2.Monday(月曜日)

月曜日の「Mon」は「moon(月)」を表しています。元々はルナというローマ神話の月神に由来します。

2-3.Tuesday(火曜日)

火曜日の名称は、ゲルマン人の間で伝えられてきた「北欧神話」の軍神「チュール(Tyr)」の名に由来します。チュールは主神「オーディン」の3番目の息子で、自らの右手を犠牲にし、人類を滅ぼすと恐れられていた狼から世の中を救ったとされる英雄です。

Tyr(チュール)がTiwあるいはTiuなどに変化していき、さらに「~の」を意味するesが付くことで、チュールの日「Tuesday」になりました。

2-4.Wednesday(水曜日)

水曜日は北欧神話の主神「オーディン」の日を表しています。Odin(オーディン)がWodenあるいはWendenなどに変化し、さらに「~の」を意味するesが付いたことで「Wednesday」になりました。ちなみにオーディンは、大人気漫画「進撃の巨人」にもでてくる「原始の巨人ユミル」を倒して世界を創造した神、と伝えられています。

2-5.Thursday(木曜日)

日本人にとって、綴りがもっとも覚えにくいであろう木曜日は、北欧神話の雷神「トール(Thor)」に由来します。トールはミヨルニールというハンマーを使う、怪力の神として有名です。前述の曜日と同じく、Thor(トール)に「~の」を意味するesが付いたものですが、スペルが「o」から「u」へと変化しているので注意が必要です。

2-6.Friday(金曜日)

金曜日は、北欧神話の中でもっとも美しい女神として知られる「フレイヤ(Freija)」に由来します。フレイヤの夫「オッド」が行方をくらました時、悲しみに暮れたフレイヤが流した涙が金になった、との言い伝えがあります。

2-7.Saturday(土曜日)

土曜日の由来は、ローマ神話に出てくる農耕神「サトゥルヌス(Saturnus)」からきています。サトゥルヌスの英語名は「サターン(Saturn)」、つまり土星の守護神でもあるのです。ちなみに、ギリシア神話における神「クロノス」と同一視されることもあります。

2-8.歌で覚えるやり方も 

アメリカの子供向けの歌に『Sunday, Monday, Tuesday』(曜日の歌)という歌があります。英語教材やCMで使用されていたこともある、日本でも認知度の高い歌です。シンプルなメロディなので簡単に覚えられ、英語での曜日をど忘れしたときも、ちょっと口ずさめばスルリと思い出せるでしょう。

ちなみに歌い出しは「Sunday」から始まります。これは、アメリカ社会において週の始まりは日曜とされているためです。一方、イギリスなどやヨーロッパでは、週のはじまりは月曜日との考えが浸透しています。そのため、ヨーロッパ諸国ではカレンダーは月曜始まりのものが一般的です。

3.注意したい前置詞の使い方

英文や英会話において、前置詞+曜日の使い方は非常に重要です。ある程度決まった表現なので、一度覚えてしまえばそれほど難しくありません。相手にきちんと情報を伝えるためにも、正しく前置詞を使えるようにしましょう。

3-1.特定の曜日を指すon

「土曜日に行く」など、特定の曜日を示す場合は、前置詞onを使います。

I will go to the movie theater on Sunday.
私は日曜日に映画館へ行く

3-2.終了地点を指す場合は until

継続した物事の終了地点を指す場合は、「~まで」を意味する前置詞 untilを使います。

You have to study English every day until this Saturday.
今週の土曜日まで英語の勉強を続けなさい

3-3.締め切りは by

「~までに」という締め切りや期限を表す場合は、前置詞 byを使います。

Please submit the documents by Monday.
月曜までに書類を提出してください 

3-4.前置詞がいらない場合 

今週の火曜を指す場合は「this Tuesday」、先週の火曜は「last Tuesday」来週なら「next Tuesday」と表現します。このように「this| last| next」によって特定されている曜日なら、前置詞を使わなくても良い場合があります。たとえば「on next Tuesday」という言い方はしません。しかし、期限や期間を示す前置詞「until」や「by」の場合は一緒に使うこともあるため、注意しましょう。

4.曜日に関する簡単な例文

英会話でも活用できる、曜日に関する簡単な例文をご紹介します。

4-1.その日は何曜日ですか What day of the week is that date?

「day of the week」で曜日を意味します。そのため、特定の日付の曜日を聞きたい場合はこのような言い方になります。また、もっと簡単な「What day is it?」という表現もあります。

4-2.平日は忙しい I am busy on weekdays.

平日を指す単語は「weekdays」です。そのため、平日全体のことを述べる場合はこのように表現します。平日のうちの1日を指すときは、単数形で「a weekday」。ちなみに週末は「weekend」で単数扱いです。

4-3.何曜日なら大丈夫ですか? What days of the week are you available?

「What days of the week」で「何曜日」という決まったフレーズです。相手の予定が空いている曜日を聞きたい場合、可能であることを示す「available」を使うと良いでしょう。また、よりくだけた表現であれば「What days of the week are you most free?」という言い方もできます。

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一口に「英語」と言っても、イギリスとアメリカの日付の書き方が違うように、国によって特徴があります。それは、実際にその国の人とやりとりしたり、会って話をしたりしないとわからないこともあるでしょう。その機会を得られるのが英会話を習うメリットでもあります。

さらにオンライン英会話なら、家にいながら、さまざまな国で暮らす先生から英語を学ぶことが可能です。英語を学ぶだけではなく、その国ならではの文化を教えてもらったり、逆に日本の文化について質問されたりといった経験は、いつもの日常生活にもいろいろな「気づき」を与えてくれるはずです。

仕事が忙しくて、それ以外のことをインプットすることが難しい状況でも、オンライン英会話なら、ちょっとしたすきま時間を使って新しい視点を取り入れることができます。

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せっかくの英語学習を仕事に活かし、キャリアアップを狙いたいなら、ぜひ選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

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