
海外旅行で観光をする時は、ちょっとした英語ができるといいですよね。旅行先で現地の方とコミュニケーションが取れると、もっと楽しく充実した時間が過ごせます。今回は、観光地で使える簡単な単語やフレーズと、日本で外国の方に道案内する時に役立つフレーズをご紹介します。初心者の方にも覚えられるような簡単な表現ですので、ぜひご参考にしてください。
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ちょっとだけ英語を覚えておけば海外観光でも困らない!
海外旅行で使う英語というのは、道をたずねたり、写真をお願いしたりと実はワンパターンなことが多いのです。案内はさほど難しい単語や表現は使われませんし、文章も完璧に伝える必要はありません。中学生レベルの単語を並べて、こちらの知りたい内容が伝わればOKです。
まずは交通機関で観光地へ! 英語を使ってスムーズに到着
旅先では、観光地まで電車やバスなどの公共の交通機関を利用することが多いですよね。切符を購入したり行き先をたずねる表現をご紹介します。
切符やICカードを購入しよう
駅などで切符を買う際には券売機の利用が便利です。英語表記は必ずありますから、「language(言語)」を英語に設定して、購入手続きを始めます。券売機でよく表示される英単語・英熟語を紹介します。
- purchase ticket チケットを買う
- round-trip / Return 往復
- one-way 片道
- journey 行程
- adult 大人
- full fare 正規料金
- discount price 割引料金
- weekly ticket 7日券
- senior (+65) fare 65歳以上のシニア料金
- child / Youth fare 子供料金
- total amount 合計料金
- persons with disabilities 体の不自由な方
- insert cash, IC card or credit card 現金、ICカード、またはクレジットカードを入れてください
- bill 紙幣
- print receipt 領収書発行
- proceed 次へ進む
- cancel 取り消し
券売機が見当たらない時や使い方がわからない時は、スタッフのいる窓口を利用しましょう。多少の英会話が必要になりますが、かんたんな英語でしっかりと要望は伝わります。これから乗車する際はまず、行き先と人数、片道か往復かを伝えます。
~まで行きたいです。
What's the fare?
運賃はいくらですか?
We are two.
2人です。
I want a one way ticket.
片道切符が欲しいです。
なお、近年では各国でICカードが普及しており、電車やバス、その他の支払いがICカード1枚でできることが多くなっています。ICカードの新規作成はほとんどの場合、券売機ではなく駅窓口やコンビニエンスストアでの購入手続きが必要です。
ICカードを作りたいです。
と一言いえば、問題なく購入できるでしょう。
行き先を聞くときに使える英語表現
切符を購入したら、プラットホームに移動しましょう。乗り間違えないように、心配な場合はまわりの人やスタッフに行き先をききましょう。電車・船・バスなどで共通で使える質問表現を紹介します。
~行きの電車はどこですか?
Does this bus go to ~?
このバスは~に行きますか?
Where is platform one?
1番ホームはどこですか?
タクシーで使える英語表現
旅行先でのちょっとした移動はタクシーを使うと便利です。メーターのあるタクシーなら安心ですが、時には外国人相手に、通常より高い運賃を請求するタクシーもいます。乗る前にあらかじめ大体の値段を聞いておきましょう。
なお、タクシーは「taxi」とで通じますが、「cab」と呼ぶ地域もあります。
~に行ってください。
How much is it to ~?
~までいくらですか?
Could you open the trunk?
トランクを開けてもらえますか?
please stop here.
ここで止まってください。
Keep the change.
おつりは結構です。
海外のタクシーは、チップが必要なことがあります。例えば、アメリカでは運賃の約10%をチップとして渡すのが基本です。大きな荷物があってトランクに入れるのを手伝ってもらったりしたときは15%~20%渡すと喜ばれます。おつりが出た時に、そのままチップとして渡すとスムーズでしょう。
タクシーで使える英語は以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
道に迷ってしまったら
観光をしていると、慣れない土地で道に迷ってしまうこともあるかもしれません。そんな時は近くのお店の人や犬の散歩をしている人など、その土地に詳しそうな人に話しかけてみましょう。ガイドブックの地図やGoogleマップを見せると、英語に自信がなくてもわかりやすいです。ここでは、道に迷った時に便利なフレーズを集めました。
すみません、道に迷いました。
Where is ~?
~はどこですか?
I want to go to ~.
~に行きたいのですが。
I’m looking for ~.
~を探しています。
Where am I on this map?
私は今この地図でどこにいますか?
Can I walk there?
そこまで歩いていけますか?
Is it close?
それは近いですか?
観光地でよく使われるかんたん英語表現
観光地でよく使われる、簡単な英語表現をご紹介します。目的地がわからない時にたずねる表現、写真をお願いしたり、両替やショッピングの際などに使えるフレーズです。かんたんなものばかりですので、次回の海外旅行からぜひ使ってみましょう。
場所を聞くとき
有名なランドマークやモニュメントなどの観光スポットや、レストランなどの場所を聞く時は、このフレーズを覚えておけば安心です。
~はどこですか?
しかし、少々ストレートすぎる表現になってしまいますので、以下のような少し遠まわしな表現を使うとより丁寧な表現になるでしょう。
~はどこかご存知ですか?
写真を撮るとき
観光地では、すてきな景色や建物の前で写真を撮りたいですよね。まわりの人に写真をお願いする時のフレーズをご紹介します。
写真を撮ってもらえますか?
One more, please.
もう1枚お願いします。
Push this button, please.
このボタンを押してください。
Can I take your picture?
あなたの写真を撮ってもいいですか?
両替するとき
両替は空港やホテル、街中の銀行などでできます。高額な紙幣は使いにくいので、少額のお札でもらえるようにお願いしましょう。
両替をしたいです。
おみやげを買うとき
旅の思い出におみやげを買うときなど、ショッピングで使えるフレーズには以下のようなものがあります。
これはいくらですか?
Do you have ~?
~はありますか?
Would you show me that?
あれを見せていただけますか?
Can I have extra bags?
袋を余分にもらえますか?
Can I use credit card?
クレジットカードは使えますか?
Just looking, thank you.
見ているだけです。
他にも、以下の記事で海外旅行のショッピングで使える英語表現を詳しく紹介しています。
【インバウンド】外国人観光客に道案内するときに使える英語
昨今は日本にも外国人観光客が増えています。初心者が観光名所の解説をするのは少しハードルが高いので、ここでは、外国人観光客に道案内するときに使える英語を紹介します。
どうしましたか?
What are you looking for?
何をお探しですか?
How about ~?
~はいかがですか?
Go this way.
こちらの方に進んでください。
Across the street.
道の反対側です。
Have a nice day!
よい1日を!
自分が海外旅行で少々心配になるように、海外からの訪日外国人の方も慣れない地で迷うこともあるでしょう。親切な手助けは喜ばれるはずです。ぜひ積極的に話しかけてみましょう。
まとめ
海外旅行で観光をする際にも、使う英語はごく簡単なものばかりです。少し知っておくだけでもスムーズに動くことができるようになりますし、大いに楽しみが広がります。単語をならべ、身ぶり手ぶりで表現しても十分に通じますが、シチュエーションごとに基礎的な用語やフレーズをいくつか覚えておけば、よりスムーズに会話ができます。この記事を参考に、ぜひ現地の人とコミュニケーションを取ってみてくださいね。