英検準2級や英検2級の二次試験(面接)は、英会話の経験がほとんどない人にとっては非常にハードルの高いものになります。準2級や2級の受験者は現役中高生が大多数であり、ほとんどの人が英会話の経験が0に等しいため、壁を感じるのはある意味当然といえます。

この記事では、そんな英検受験者が、当日からでもすぐに実践できる「裏ワザ」的なテクニックを紹介します!本番直前に読み、ぜひ実践してみてください。

英検の二次試験の受験時間は10分程度!あっという間に終わる感覚です

一次試験は1時間近くのペーパーテストであるのに対して、二次試験の面接の時間は、入室から退室まで10分もかかりません。以下でその流れを確認してみましょう。

当日の一連の流れ

準2級と2級の試験内容は異なりますが、大枠の流れは全く同じです。

試験会場に着いたら、イスに座って順番待ちをすることになります。この時、スマホいじりなどは禁止されますが、参考書や本を読むことは可能です。可能な限り、対策して臨むのがベストです。

順番が回ってきたら、試験会場のスタッフに声をかけられるので、入室します。ここから退室までは一切日本語を挟まず、英語オンリーでやり取りが進みます。ほとんどの場合、試験官は英語ネイティブ話者ですが、日本人の場合もあります。(日本人試験官だからといって日本語OKというわけではありません)

準2級、2級の試験内容は以下のとおりです。

準2級

  • パッセージの音読(タイトルを含め、50ワード程度の短いパッセージを音読する)
  • パッセージに関する質問(1問。パッセージと関連した質問がなされる)
  • イラストに関する質問(2問)
  • 意見などを聞く問題(2問。質問に対する賛否などを問う。パッセージの内容とは関係ない)

2級

  • パッセージの音読(タイトルを含め、60ワード程度の短いパッセージを音読する)
  • パッセージに関する質問(1問。パッセージと関連した質問がなされる)
  • イラストの展開に関する質問(1問。イラストの展開に関する質問がなされる)
  • 意見などを聞く問題(2問。質問に対する賛否などを問う。パッセージの内容とは関係ない)

両者似たような問題構成ですが、イラスト問題のみ毛色が異なります。準2級では個別のイラストを説明するという問題形式になっていますが、2級の場合、「3コマ漫画」になっていて、ストーリーの展開を英語で説明する必要性が出てきます。

2級は、準2級よりも基本的にボリュームがアップしている

準2級と2級のレベル差はそこまで大した差ではありませんが、試験問題のボリュームが2級のほうが若干大き目に設定されています。

たとえば、準2級の文章量は50字程度、イラストが2つ。2級の文章量は60字程度、イラストが3つであり、少しだけ2級のほうがボリューミーです。それに応じて、英会話の量も必然的に2級のほうが増加することになります。

英検の二次試験で意識するべきポイントは4つ!ちょっとした裏ワザも

英検準2級、2級の二次試験で意識しておきたいポイントは以下の4つです。どれも重要ですので、しっかり確認しておきましょう。

①文章内の in this way や by doing so、 so に注目

試験官からなされる質問のほとんどは、「how」「why」「what」で始まる質問です。すなわち、方法、手段、理由、内容を聞かれることがほとんどであるため、回答もある程度テンプレ化できます。

たとえば、「why」に対する回答の根拠は、「due to」や「because」など、「how」なら「in this way」などのキーとなる言い回しのあとに「解答の根拠」が来ます。極論を言えば、「whyが来たらdue to やbecauseの後に書いていることを読もう」といったマインドセットで臨んでしまっても大丈夫です。

②音読はゆっくりはっきりと、リズムよく読むことが大切

音読はゆっくりはっきり、リズムよく読みましょう。これを意識するだけで相当な加点が期待できます。わからない単語に出くわしたとしても、音や意味をなんとなく予想して読んでしまいましょう。

逆に、ダメな例は、「途中で長い間黙る」「わからないところを濁してごまかす」などです。このようなNGポイントをうまく避けるようにしましょう。

③質問の答えを、一度日本語で考えてみる。その後訳しやすい英語に!

質問の答えを一度日本語で考え、その後訳しやすい英語に変換する、というやり方は、初心者にこそおすすめできる裏ワザです。英語オンリーで話すことにとらわれすぎると、どうしても頭がフリーズしてしまいがちですが、普段慣れ親しんだ母語(日本語)であれば、レスポンスを速やかに構築できます。

回答の中身を日本語で考えたら、あとは英語に変換するだけです。ものすごくレベルの低い英語でも準2級や2級レベルなら及第点ですので、とにかく声に出して回答しましょう。繰り返しになりますが、黙ることなく発話し続けることが合格のためのカギになります。

④自分に関する質問は、英語で伝えやすい答えにする

自身の経験や意見を絡める系の質問に対する回答は、シンプルさ重視で行きましょう。

正直なところ、うそやでっち上げの回答でも全然かまいません。何とかして体験に基づいた意見をひねり出そうとするとするのは難しいです。そうではなく、まず何を言いたいか固めて、その後に「それっぽい」虚構のストーリーを構築しましょう。

裏ワザだけでは合格は無理!事前の対策が大切です

上記の4つのワザは確かに有効ですが、それだけで必ず合格できる!というわけではありません。裏ワザに頼れる部分は頼ってOKですが、日ごろからトレーニングも行うこともちろん重要です。

英検の学習では、問題集を活用!実際に発音することが効果的

英検の学習で問題集を活用することは王道中の王道です。英検の歴史は長く、参考書や教本はほぼ定番化しているので、そのなかから1つ2つ選んで取り組みましょう。問題の傾向をつかむこともできるので、一石二鳥です。

また、英検二次試験対策全般にいえることですが、「実際に声を出して」トレーニングすることが大切です。「二次試験対策のために教本や参考書を買ってみたものの、一言も英語を声に出さないまま本番に臨んであっけなく落ちた」というのはよくある話です。

ネイティブスピーカーとの会話で力をつけよう

英検の二次試験は特に自学自習での対策が難しく、挫折しやすい点でもあります。英会話スクールやオンライン英会話などでは英検二次試験の対策が行えるところもあり、面接対策の手段としておすすめできます。

最終的に重要となってくるのは英会話の経験などといった、英語の素養です。こればかりは数を重ねないと身に付きませんので、便利な手段を駆使してトレーニングしていきましょう。

特にオンライン英会話は、学校や部活で忙しい現役中高生にこそおすすめできます。オンデマンドのレッスンをいつでもどこでも受講できるので、隙間時間などを有効活用できます。現役中高生のお小遣いレベルの月謝で受講できるオンライン英会話もあるので、チェックしてみるといいでしょう。

まとめ

英検準2級、2級の面接の心理的ハードルは確かに高いですが、裏ワザを駆使しつつ王道の勉強法を重ねれば、誰でも突破できます。今回紹介したオンライン英会話など、文明の利器をうまく利用すれば効果倍増ですので、怖気づくことなくチャレンジしてみましょう。

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