海外旅行が初めての方や久しぶりの方は、「英語が苦手だから不安…」「海外旅行って英語力がなくても行けるのかな?」などと心配になってしまうことも多いかと思います。そこでこの記事では、

  • 海外旅行で英語力が必要なタイミング
  • 海外旅行で必要になる英語力の種類
  • 海外旅行で必要な英語の勉強法

などについて、初心者のみなさんにもわかりやすくお伝えします。必要最低限の英語をサクッと身につけて、安心で快適な海外旅行を楽しんでくださいね。

海外旅行で英語を使うタイミング

そもそも海外旅行では、どんなときに英語を使うことになるのでしょうか?

電車・バス・飛行機にのるとき

まずは電車やバス・飛行機などの交通機関を使うときです。主に「案内表示板に書かれた英語を読む」「英語のアナウンスを聞き取る」といったことが必要になります。とはいえ、複雑な英語やハイスピードな英語を理解する必要はなく、単語レベルで英語の地名や数の表現などを理解できればOKです。

道を聞くとき

道に迷ってしまったときにも英語を使うことになりますよね。簡単な英語を使って、「行きたい場所を伝える」「相手の説明を理解する」といったことが必要になります。
いずれも単語レベルで、行き先の地名や、「right(右)」、「left(左)」、「straight(直進)」などの方向を表す言葉を聞いて、使うことできれば安心です。

トラブルが発生したとき

なにかトラブルが起きてしまったときには、周囲の人に英語で助けを求めることになります。トラブルはあらかじめ予測できないので、単語をつなげて状況が伝えられれば良いでしょう。

海外旅行で困らないために必要な英語力

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では、こうしたタイミングではどのような英語力が必要になるのでしょうか?

添乗員やアナウンスから正しく情報を聞き取る「リスニング力」

まずは英語を聞き取る、「リスニング力」です。流れるように聞こえてくる英語を正確に聞き取るのは難しそうに感じられるかもしれませんが、心配はいりません。添乗員の話やアナウンスの中から必要な単語を聞くことができれば、全文を理解できなくても大丈夫です。

たとえば、「地名や観光スポット名」「集合時間」「集合場所」など。文中のキーワードだけをピックアップして聞き取ることができればOKです。

案内をスムーズに読む「読解力」

海外旅行先では、道に迷ったり方向がわからなくなったりすることもあるでしょう。そんなとき、駅や街中の案内の英語を読んで理解する「読解力」が必要となります。具体的には、「地名・観光スポット名」「路線名」などの単語がわかればひととおりの理解が可能です。

自分の意思を正確に伝える会話力

道に迷ったときやレストランで注文するときなど、現地の人に自分の意思を言葉で伝える必要があるシーンもあります。完璧な文法や発音でなくても、身振り手振りのジェスチャーや、単語をつなぎ合わせたスピーキングで乗り切ることができるでしょう。

たとえば、注文するときであればメニューを指差し「This one, please.」と言うだけで伝わりますし、目的地までの行き方を知りたい場合には「I want to go to 〇〇 station.」と言えば十分わかってもらえます。

「TOEICで点が取れている=話せる」ではない

「英語力」と聞くと、「TOEICで点数が取れる力」と思う人も多いかもしれませんが、これは誤解です。

TOEICのテストは、英単語・英文法を正しく理解する力や、すばやく英語の情報を読み取る・聞き取る力を試すもので、スピーキング力を問うものではありません。そのため、TOEICの得点が高くても英語はまったく話せないという人も実は多いのです。

TOEICの対策をすることは、必ずしも英会話力の上達には繋がらないということを知っておきましょう。

海外旅行で使う日常会話の勉強法

海外旅行で英語を使うタイミングと必要な英語力がわかりましたが、どのようにして海外旅行で不自由をしない英語力を身につけていけばよいのでしょうか?英語が苦手な方や初心者の方でも勉強しやすい方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

中学レベルの基礎的な単語・文法を見なおす

日常英語のほとんどは中学レベルの文法で完結してしまうのをご存知でしょうか?海外で使う英語も同じように、中学レベルの英語が理解できれば大丈夫です。みなさんが中学校で習った基礎的な単語や文法をざっと復習するだけで、使える英語の幅は格段に広がります。たとえば、

I/my/me/mine
私が/私の/私に/私のもの

you/your/you/yours
あなたが/あなたの/あなたに/あなたのもの

といった人称代名詞の活用や、

  • can (〜できる)
  • will (〜する予定だ)
  • should (〜すべきだ)
  • must (~しなければならない)

といった助動詞など、これらを知っておくだけでも様々なことが表現できるようになります。また、

  • What (なに)
  • Which (どれ)
  • When (いつ)
  • Where (どこに)
  • Who (だれ)
  • How (どのように)

といったいわゆる「5W1H」をきちんと使いこなせれば、かんたんに質問文を作ることができます。中学レベルの基礎的な英語を学び直せる参考書は書店でもたくさん売られていますので、まずはテキストを1冊買って内容を見なおしてみるのがおすすめです。

公共交通機関でよく使われる単語・表現を知っておく

先ほども説明したように、公共交通機関では英語を聞く力・読む力が少なからず必要となってきます。交通機関でよく使われる英語表現を知っておくと安心です。たとえば、

transfer to ~
〜へ乗り換える

bound for ~
〜行きの

via ~
〜経由で

などです。日本の電車やバスでもこうした英語アナウンスを聞くことはあると思いますので、普段から意識して耳を傾けてみるとよいでしょう。

日常会話でのかんたんな表現を知っておく

自分の意思を相手に伝えるために、やさしい表現を使えるようにしておくと便利です。難しい構文を知る必要はありませんので、以下のような、相手へ敬意が伝わるかんたんな表現を知っておきましょう。

Excuse me
すみません

Can I have ~ ?
〜をいただけますか?

Could/Would you ~ ?
〜していただけますか?

また、聞き取れないときに使う言葉、「Sorry?」「Pardon?」なども言えるようにしておくと安心です。

スムーズに英会話をするために気をつけたいこと

最後に、スムーズに英語を話すために注意すべきポイントをお伝えします。簡単なことですので、ぜひ実践してみてくださいね。

わかったふりをしない

まず、相手の英語がわからなくてもすぐに「わかったふり」をしないことが大切です。日本人は特に遠慮しがちなので「OK, OK」などと言ってしまうこともありますが、これではいつまでたっても必要な情報を得ることができません。

現地の人も私たちが英語ネイティブではないことはわかっていますので、恐れずに「Sorry?」や「Could you say that again?(もう一度言っていただけますか?)」などと聞いてみましょう。

間違いを恐れない

間違いを恐れずに話すことも大切です。正確な英語を話そうとするあまり、会話のスピードが落ちてしまいがちです。しかし、英語はあくまでコミュニケーションツールですから、相手に内容が伝われば良いのです。文法や単語の間違いを気にしすぎず、単語のつなぎ合わせでもいいので相手に伝えようという意識をもって、積極的に話してみてください。

難しい単語を使おうとしない

中学や高校で英語が得意だった人ほど、難しい英語を使いたくなってしまうかもしれません。しかし、難しい単語や文法は間違いやすく、発音が難解なものだと、いくらがんばっても相手に伝わらないこともあります。たとえば、「あそこまで行くのにどれくらいかかりますか?」ということを伝えるのに、「How long does it take to get there?」と言わなくても、もっと単純に、「How far?」や「How long?」だけでも伝わるでしょう。背伸びせずにかんたんな単語を使うよう心がけることが大切です。

海外旅行で必要な英語力と勉強法まとめ

海外旅行で必要な英語力について、英語が必要な場面やかんたんな勉強法をご紹介しました。ポイントは、「難しく考えず、かんたんな英語を駆使する」ということです。単語や文法の正確さにこだわりすぎず、知っている表現を組み合わせてみることが大切です。

英語に自信がない方は海外旅行で不安になりがちですが、現地の人も、慣れていない観光客の気持ちを理解したうえで接してくれることが多いですので、疑問があれば恥ずかしがらずに尋ねてみましょう。地名や駅名、かんたんな英語表現をインプットして、めいっぱい旅行を楽しんでくださいね!

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