No15「TOEICスコアをアップさせる5つの英語学習ポイントとは?」3/18(月)18時公開予定

TOEICを受験する人は年々増加しています。それだけハイスコアを狙っている人が増えているということでしょう。しかしながら、ハイスコアを狙って思い通りに達成できるほど話は簡単ではなく、スコアの伸び悩みに苦しんでいる人が圧倒的多数なのではないでしょうか。

今回の記事では、TOEIC LRテスト(リスニング&リーディング)でスコアに伸び悩んでいる人向けに、スコアアップの正攻法をご紹介します。どのスコアレンジの人にとっても有益な情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧くださいね!

数週間などといった短期でのスコアアップには期待しない

TOEICのスコアアップのためには、十分時間をかけて勉強し、着実に実力を伸ばしていくことを大前提としましょう。数日や数週間の付け焼き刃では英語の素地はつかないと断言できます。毎日コツコツ、焦らずたゆまず学習することが重要です。

例外的に、英単語などは直前の追い込みでスコアアップが期待できますが、基本的には素の実力がテストで評価されると考えましょう。

ちなみ、ノンネイティブの英語学習者が英語を言語として完全に習得するために必要な時間は3,000時間と言われています。毎日1時間、休まずに勉強したとしても10年かかるわけですので、数週間といった短期間で英語の実力を伸ばすことが不可能であることが納得いただけると思います。

基礎的な単語・熟語・文法の知識がなければTOIECには太刀打ちできない

TOEICでスコアアップを狙う人にとって、中学レベルの基礎的な英単語や英文法を完璧にすることは避けては通れない道です。もちろん、高校レベル、大学受験レベルの単語や文章も出てきますが、優先的に補強すべきは中学レベルの知識です。

また、TOEICで聞かれることは基本的な文法や語彙に関することであり、あまりマニアックなことは聞かれず、奇問難問は出題されません。そのため、文法上の細かい知識までは完璧にしなくても対応できますが、コアとなる知識は確実にマスターしておく必要があります。

まずはTOEIC公式問題集で自身のレベルを確認!

自分の英語力が中学レベルでも怪しいのか、それとも基礎がある程度備わっているかは、実際に問題を解いて確かめてみないとわかりません。そこでおすすめなのがTOEIC公式問題集です。まずは一度、全体を通しで解いてみて、現状のスコアを確認することです。この際、必ず本番と同じ制限時間で解答しましょう。

TOEIC公式問題集では、正答率から予想スコアを算出することができるため、現状自分がどのスコアレンジにいて、目標とどれくらい離れているかをより正確に確認できます。たとえ、散々な結果であったとしても悲観する必要はありません。あくまでも現状のレベル、スタート地点を確認するだけで、大切なのはスコアアップを目指すのための勉強です。

TOEICの着実にスコアアップさせるための5つの学習ポイント

TOEICのスコアを着実にアップさせるためには、次の5つのポイントをおさえた学習をしましょう。

  • 新形式のTOEIC対策ができる専用のテキストを使う
  • 自分に合ったレベルから始める
  • テキストの問題を解きまくる
  • 限られた時間内で、スピード勝負で取り組む
  • 基礎的な英語力のほか、TOEIC攻略法も身につける

実践すれば、おのずとスコアは上ってきます。

1:新形式のTOEIC対策ができる専用のテキストを使う

TOEICスコアアップのためには、TOEIC対策に特化した専用のテキストが必須です。また、必ず新形式に対応しているテキストを使いましょう!

2016年にTOEIC LRテストのパート別の比重や内容が刷新されました。そのため、現在ではまだ新形式と旧形式両方の教材が出回っている状態です。書店に陳列されている教材は、ほとんどが新形式に対応した問題集ですので特に気をつける必要はありませんが、中古市場や図書館などにおいてある教材には旧形式の場合があります。

旧形式の問題集を使っても全く意味がないというわけではありませんが、新形式の問題集を使ったほうが効果的です。

2:自分に合ったレベルから始める

TOEICの教材はレベル別の棲み分けがしっかりなされており、600点を突破するための教本から満点を目指すための教本まで、さまざまな受験者ニーズに合わせた教本が販売されています。自身の現状のスコアと目標のスコアを参考に、自分にあったレベルの教材から始めましょう。

また、パート別に特化した問題集など、自身の苦手分野を集中的に補強するための問題集なども数多く販売されています。自身の伸ばしたい箇所を集中的にトレーニングしたい場合には、さらに特化された参考書がおすすめです。

3:テキストの問題を解きまくる

テキストを手に入れたら、問題をひたすら解きまくりましょう。より多くの問題に触れることで、自分がどういった問題に強いのか、どういった問題で間違えやすいか、どんな語彙や知識が不足しているかなどが次々と見えてきます。

また、解きっぱなしではなく、必ず解答解説を見て復習をしましょう。教本には解答とともに和訳やポイントなどをまとめた解説文がまとまっていますので、きちんと読んで学習をすることが大切です。ミスが多かった問題はもう一度解き直して、知識の穴をひとつひとつ埋めていきましょう。

4:限られた時間内で、スピード勝負で取り組む

TOEIC対策の勉強は、必ず制限時間を定めて取り組みましょう。公式問題集の場合は、リスニング100問を45分、リーディング100問を75分、といった時間配分が良いでしょう。しかし、可能であれば本番を模して、2時間で200問一気に解くことで、より実践的な力がつきます。

一気に200問を解ききる体力をつけることも、実はTOEICのスコアアップを目指すうえでかなり重要です。本番では、120分間休みなく問題を解き続けなければならないわけですので、前もってその訓練を積んでおく必要があります。より本番に近い環境に身を置くことが、スコアアップの近道となるのです。

5:基礎的な英語力のほか、TOEIC攻略法も身につける

英語の基礎力を鍛えることはもちろん重要です。それと同時に、TOEICに特化した攻略法(テクニック)を身に着けることもスコアアップのためには重要です。

例えば、Part 5の文法読解問題で空欄の前後だけを参照して、時制などの文法的要素のみから正答を判断する有名なテクニックがあります。これをうまく駆使すれば一問あたり3秒で解けることも珍しくはなく、大幅に時短をすることができます。ほかにもテクニックは豊富にあり、テキストに載っていることも多いですので、ぜひ調べてみてください。

また、テクニックというと小手先の手法であって正攻法ではないというイメージがあるかもしれませんが、TOEICにおいては間違いなくテクニックの有無がスコアに直結します。ひとつでも多くのテクニックを身につけましょう。

自分が苦手としているパートがあるなら特化した勉強を

toeic ABILITIES MEASURED

ABILITIES MEASURED 赤枠部分

最近受けたTOEICのスコアシートが手元にあれば、ぜひ「アビリティーズメジャード(ABILITIES MEASURED)」を見てみてください。アビリティーズメジャードは、スコアシートの上部に書いてあるパート別での得点率を反映した指標であり、これを見れば自分がどのパートを苦手としているかがわかります。苦手としているパートに特化した集中的な勉強をすれば、効率的にスコアアップできるでしょう。

リスニング力の向上には実際に話す機会をつくることも大切

実際に声に出して英語を話す、だれかと英会話をすることは、リスニング力の向上にも有効です。正しいイントネーションと発音で発話すれば、同時にうまく聞き取ることもできるようになるのです。

話す機会を作る方法はいくつかあり、英語圏出身の友人と会話をする、英会話教室や英会話バーを利用するなどがメジャーな手段です。時間があまりとれないという方には、オンデマンドで気軽に利用できるオンライン英会話もおすすめです。

【参考】企業において求められるTOEICスコア

最後に、企業において求められるTOEICスコアの目安をご紹介します。自分が目指すべきスコアはどの程度か、確認してみてください。業種や業界によって求められるスコアは異なりますが、おおよそ以下のようになります。

700点以上

700点は採用や昇進の基準としてのみならず、海外赴任の必要条件として課している企業も多いです。また、採用や昇進の基準として700点を課している企業の多くは、マツダやファーストリテーリング(ユニクロ)など海外に事業拠点を持ついわゆる日系グローバル企業です。日系企業で海外勤務を希望しているのであれば、最低限700点は越えておきたいです。すでに英語が人並み以上にできる自信があって、基本的な知識が備わっていれば、700点突破は現実的な目標と言えるでしょう。

英文法や英単語など、英語の基礎がしっかりしていれば700点台を突破することは十分可能です。公式問題集を軸として、問題を解きながらTOEIC特有のクセを理解していきましょう。

800点以上

800点以上のスコアを基準として用いる企業の大半は、海外に拠点を置く外資系企業です。この手の企業は社内で当たり前のように英語を使うことも多く、そのためか高い英語力を持つ人材が求められていると考えられます。外資系の企業で社員として働くのであれば、800点を越えておくといいでしょう。

TOEIC LRテストはインプットスキルのみの試験ですが、800点台はインプット偏重の勉強法だとなかなか突破することができません。ぜひライティングやスピーキングなどのアウトプットスキルも磨いて、総合的な英語力の向上を目指しましょう。

900点以上

900点を最低要件として定めている企業はほとんどありません。道具として英語を難なく使いこなせるレベルであればぜひ900点台を目標としましょう。ここまでくれば仕事で使うツールとして英語としては十分です。

900点台をとるには、「英語ができる」と言えるレベルになるまで力を磨く必要があります。TOEIC専門の対策だけではなく、実際の現場で英語を使いながら肌で覚えていくトレーニングも取り入れてきましょう。

TOEICスコアをアップさせる英語勉強法まとめ

TOEICスコアアップのためには、本記事で紹介した5つのポイントを軸に勉強しましょう。TOEIC対策では、専用の教材を用いた勉強に加えて、自身の苦手箇所に特化した集中的な補強が必要となります。また、オンライン英会話など英語を話す機会をうまく設けて、総合的な英語力を磨くことも真の英語力を磨くためには重要です。今回紹介した勉強法を実践して、次回のTOEICテストで目標スコアを達成できるように頑張ってみてください。

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